2015年3月5日木曜日

23インチディスプレイ iiyama XUB2390HS-B1購入と選定

サブディスプレイが欲しくなり、今回思い切って購入しました。
結論から言うと、iiyamaのXUB2390HS-B1を購入しました。

XUB2390HS-B1を購入するに至った経緯を書こうと思うので、ディスプレイ購入の参考になれば幸いです。

スペースの関係から23インチのディスプレイを購入しようと思っていたので、その中で選定を行っています。
また、予算は2~3万円で検討していました。

ディスプレイ選定基準

ディスプレイを選定するにあたって以下の条件を満たしているものを選びました。
  • IPSパネル(AH-IPSパネル)であること
  • 表面処理はノングレアであること
  • LEDバックライトであること
  • HDMI接続が可能
  • (スタンドの高さや角度が調整可能) 
まずこの条件に合うディスプレイを探します。
正直ここ数年に発売されたものであればほとんどのディスプレイが予算の面を除いてほぼ全て満たしていました。この条件とした理由はできるだけ長時間使用しても疲れにくいようなディスプレイを選ぶために、最低限この機能は欲しいといったものです。



IPSは液晶パネルの駆動方式の一つです。
液晶パネルの駆動方式はTN(Twisted Nematic)方式、VA(Virtical Alignment)方式、IPS(In-Place-Switching)方式の3種類に大別できます。 一般に高画質の順にIPS方式→VA方式→TN方式となっているようです。現在主流はIPSパネルになっているので選ぶ際に少し注意するだけで問題ありませんでした。

 ただし、IPSパネルの中にも種類があり、良いものから順にAH-IPS > H-IPS > e-IPSとなっているようで、安価なIPSパネルはだいたいe-IPSパネルになっているらしいです。なので、AH-IPSのディスプレイを選びます。
  
参考
第4回 TN?VA?IPS?──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう


表面処理はノングレア方式を選びます。グレアだと光が反射して見難くなるため条件に入れてましたが、調べるとほとんどのディスプレイがノングレアだったので問題ありませんでした。

スタンドの高さ調整はあれば良いとうレベルで見ていきました。角度が調整できれば問題はないと思っているので、値段との兼ね合いで見ていきます。

この条件で選定した結果、結局EIZOなどの高価なものを除くとほとんどが同程度の性能で判断が難しかったです。企業名、製品名の順です。仕様表は個人的メモみたいなものなので統一されてませんので参考程度で気になったら調べてみてください.

1. ASUS VX239H
  
最大解像度:1920×1080(フルHD)
バックライト:LED
パネル種類:AH-IPS
表面仕様:ノングレア
視野角:178°(H)/178°(V)
寸法:532.9(W)x210.1(H)x389.8(D)mm

2. ASUS MX239HR
 
解像度:1920×1080(輝度:250cd/m2)
液晶の方式:ノングレア方式 視野角178°) 
コントラスト比:1000:1(CRO動作時8000万:1) 応答速度:5ms(GTG)
接続端子:DVI-D(HDCP対応)、ミニD-SUB15ピン、HDMI×2
消費電力 :26W(1時間0.7円ほど)
上下角度調整可能(VESAマウント非対応

まずはASUSの2つです.縁がほとんどなくて小スペースです.デザインもかっこいい.コスパも良いです.VXシリーズはMXシリーズの後に出たものです.ディスプレイの性能的にはほとんど変わりません.2つの相違点は大きくは ・スピーカーが1W+1W(Bangスピーカーではない)
・VXになりMHL に対応
・色が変わった の3点らしいです.
正直に言って私は現状ではMHLの必要性をほとんど感じないのでコストを抑えたいならMX239HRでしょうか.ただ値段も1000円程しか差がないのでもう少し詳しく調べて選んでもいいかもしれません.
VXはスピーカーがMXより劣っているのでそこを重視するならMXなど.
私はこの2種類メニューおよび電源ON/OFFもMXシリーズと同様にタッチパネル式となっているのが気に食わなかったので候補から外しました.
触ってみるとわかるのですが,タッチパネル式なので実際にボタンを押し込むわけではありません.それでいて,モニターの電源を入れる際はたいてい遅延があるので,本当に押せていて電源が付いているのか,それとも出力が上手くいってなくて暗いままなのかよくわからないことがありました 
見えないところにタッチ式のボタンはよくないですね.
それモニターの高さの調整ができません.また,ちらつきが発生したり不具合が生じているという報告もあったりします.ASUSはコスパが良いですが不具合があったりするのがたまに傷ですね.

新型AH-IPS ASUS VX239Hと前モデルMX239Hを徹底比較!選ぶべき狭縁ベゼル液晶はコレで決まり!

3.  LG 24MP76HM-S
   
パネルサイズ: 23.8型ワイド
最大解像度:1920×1080(フルHD)
バックライト:LED
パネル種類:AH-IPS
表面仕様:ノングレア
外額非表示エリア:5.6 mm
寸法:540.0(幅)x181.0(奥行き)x429.0(高さ)mm

あまり好きなメーカーではなかったのでそんなに調べてませんでした.
まあMX239hと比較して
  1. 超低消費電力
  2. 超狭額ベゼルとクリアスタンド
  3. 目の疲れを低減する「フリッカーセーフ」と「ブルーライト低減モード」
  4. 超高画質を実現する新技術「Super+ Resolution」
  5. 豊富なインタフェースとVESAマウント対応
  6. 臨場感のある5W✕5Wサラウンド
ということらしいです.ただし価格他と比べて安いわけでもなく,モニターの角度,高さの調整ができないので候補から外しました. 


4.  フィリップス 234E5QHSB/11
 
解像度:1920×1080(輝度:250cd/m2)
液晶の方式:ノングレア方式(視野角178°)
コントラスト比:1000:1(CRO動作時8000万:1)
応答速度:5ms(GTG)(倍速なし)
接続端子: ミニD-SUB15ピン、HDMI×2
消費電力 :28,4W(1時間0.9円ほど)
スタンド:上下角度調整可能(VESAマウント対応 100x100 mm)

このなかで最も安価なのはのフィリップスの234E5QHSB/11です。なんと言ってもコスパが良い.性能は他とほぼ変わらないながら唯一価格が2万を切っています.劣っている点と言ってもモニターの高さが調整できないくらいで,安く買いたいならこれでしょう.ただ,スタンドの問題か少しグラつきがある場合もあるそうです.

MacBookProの外部ディスプレイに「PHILIPS 23型AH-IPSパネル採用ワイドディスプレイ」を購入したレポート!


  
5.  IIYAMA ProLite XUB2390HS-B1

解像度:1920×1080
輝度:250cd/m2
液晶の方式:ノングレア方式 (視野角178°)
コントラスト比:コントラスト比:1000:1(標準)、500万:1(ACR機能時)
応答速度:5ms(GTG)(倍速なし) 接続端子: DVI-D(HDCP対応)、HDMI、ミニD-SUB15ピン
消費電力 :24W(1時間0.8円ほど)
スタンド:VESAマウント対応 100x100 mm

大本命のiiyamaのモニターです.価格は一番高いですが,フィリップスを除けばそこまでの差はありません.性能的にももちろん劣ってません.そしてこのモニターは唯一角度と高さの調整ができます.これは地味なようで意外と便利.これは使ってみての感想ですが,自分の見やすい位置に調整できるってのはモニターにとって結構重要でした.モニターアームに付けるのならば別ですが,選ぶのならばせめて角度だけでも調整できる物を選ぶのが良いと思います.

iiyama ProLite「XUB2390HS-B1」購入しました!1ヶ月使ってみての使用感レポート。


結局以上の理由からiiyamaのXUB2390HS-B1を購入しました.といっても選定と呼べるほど調べてはいないですが.ただ調べてみた結果,このサイズでこの価格帯ならどれを選んでも大きくは変わらないですね.コストを抑えたいならフィリップス,モニターを自由に調整したいならiiyama,MHLなどの機能が使いたいならASUSといったところでしょうか.

私はiiyamaを選んで良かったと思います.上にも書きましたが,なんといっても高さと角度の両方を調整できるのが良い!見やすい位置に設定できるので文句のつけようがありません.設置してから写真を撮るのを忘れていて,既に今ごちゃごちゃしてしまったため写真は載せられませんが,リンク先の他の方のレビューから見て頂ければよいと思います.

以上です.拙い文章ですが,モニターー選定の助けになれば幸いです.

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