それは、僕らをうらぎ…
裏切…
らなかったー!とも言えなくなってきた。
少なくとも普通に遊べるくらいには面白い。もちろん不満は山ほどあるが。まとめブログやらでボロ糞に叩かれてるけど、それならつまらなかったというプレイ記事でも書いて欲しいものだ。
無限コンボやバッタなどの問題はあるようだが、ゲームとしても大きく破綻しているわけではないし、なにより原作通りの技を繰り出せるのが楽しい。それに、格ゲーなどよくやらない人間がコントローラーをガシャガシャやりながら遊んでもそれなりに出来る。P4Uのときもそうだったが、□連打だけで必殺技まで勝手に繋がるのも、初心者の格ゲーに対するハードルを下げてくれるので良い。
それと私は格ゲーマーではなく、そこらへんの詳しい事情はよくわかってないので別の人に任せたい。
原作再現とか言ってるせいで出す意味があるのかもわからない死に技もそれなりにあるのだが、言いたいことは他にもあるのでそれは後述する。
原作再現とか言ってるせいで出す意味があるのかもわからない死に技もそれなりにあるのだが、言いたいことは他にもあるのでそれは後述する。
ジョジョを読んだことがある少年なら誰しもオラオラや無駄無駄やドラドラやアリアリやボラボラでも真似したことがあるだろう。そんな少年ハートを揺さぶるようなものがここにあった。
ただし、良ゲーとはいいがたい。
ただし、良ゲーとはいいがたい。
言いたいことが山ほどある
せっかくこんだけ盛り上げたのになんで頑張れなかったのか。開発がこれで全てのジョジョファンへ送るなんて言ってるんだから片腹痛い。アメトークのジョジョ芸人やってんじゃないんだぞコラ。
まずシステムの話からしよう。
キャンペーンモード
ソーシャル要素がーとか言うのをよく見るが、スタミナ制ってだけでソーシャル要素じゃねえから。
もちろん、格ゲーにスタミナ制を導入するのも理解できない。スタミナ制だけならまだ良かった。そもそも、このモードの目的はスタミナを使ってボスを探索し、ボスを倒して報酬を得るといったものだ。
しかも、ボスに体力が設定されていて、削り切らないと報酬は貰えない。私が戦った相手ではHPが1500ほどあり、1度勝利すると250削ることができた。つまり、報酬を得るためには同じ相手と6回連続で戦わなくてはならなかった…
幸いな事に報酬はポーズや台詞などのカスタマイズ要素しかないので、ぶっちゃけやらなくてもよい。スタミナを回復させないと勝てないだとか、キャラが手に入らないなんてことはない。
同じ格ゲーでは鉄拳Revolutionも同じようにスタミナ制を採用しているが、鉄拳と圧倒的に違うのはジョジョABSはフルプライスで金を払わせてる上で、遊ぶためにさらに金を要求してくることだろう。これに関してはユーザーを舐めきっているとしか思えない。ちなみに鉄拳Revolutionは基本無料だ。
DLC(いともたやすく行われるえげつない行為)
そもそも私はこの手のDLCが嫌いだ。DLCは元々ゲームをプレイして面白いと思った人間がさらに追加要素で遊ぶために購入するものだったはずだ。しかし、発売日から追加キャラをDLCで販売している。つまり、不完全版を販売しといて、キャラ全部使いたければフルプライスで買ったにも関わらず、さらに金を払えってことだ。DLC第何段とかやっとけば喜ぶと思ってるのだろうか。それに、後からこれだけ出すのならストーリーモードにも組み込めたはずだ。全体的に動きが遅い
例えばロードが長い。例えばいちいちキャラが喋ってくれるのだが、喋り終わるまで入力を受け付けない。待ち時間はプレイヤーにとってストレスでしかなく、多くのゲームでは待ち時間を少なくするように努力しているはずだ。しかし、このゲームはそれが長い感じる程にあるため恐ろしくテンポが悪い。時々不思議に思うのだが、デバックってどうやっているんだろうか。プレイしたのなら、これが気にならないなんてことはないと思うのだが。次に、ジョジョ好きとしてただの文句をつらつら述べよう。
ストーリーモード
まず、ステージが少ない。各部1~2ステージしかない。そのため、ストーリーモードのステージが全て同じになってしまっている。基本的に最終決戦の舞台がステージになっているので、ストーリーモードの最初から最終戦の雰囲気を味わえる。ふざけるな。例えば、ストーリーモードの3部の最初の話はアブドゥルが承太郎を牢屋から引きずり出すという原作通り話なのだが、対戦ステージはディオとの最終決戦の場所で、既に外に出てる。それどころか、花京院の襲撃も、ポルナレフ戦も、ホル・ホース戦も全てディオとの最終決戦の場所でもはや意味がわからなくなっている。
加えて、ストーリーモードは合間の話が数行のテキストのみで進むため、原作読了者でなければ全くわからない。例えば、アブドゥルとイギー(出てこない)がいつの間にか死んでいる。
ロードの合間に読ませるのは悪くないとは思うが、いかんせんロードが長い。
さらに言うと5部のストーリーモードではミスタとナランチャがプレイアブルキャラであるにも関わらず、一度も登場しない。
その他のこと
相手の攻撃にジャストガードを決めるとジョジョ立ちをしながら回避するスタイリッシュムーブと言うシステムがある。しかし、ジョジョ立ちで攻撃を回避するなんてことは原作ではないので、このシステムになっている理由が解せない。ジョジョ立ちで相手の攻撃を華麗によけろーーッ!ってなにそれ?
ジョジョと言えば時止めだろう。超かっこいいもんね。本作でもその点はちゃんと押さえている。技の演出以外でも時止めをする事が可能であり、止まった時の中を自由に移動する事ができる。ただ、強いて言うなら時が止まっている間はBGMを止めて欲しかった。だって時が止まってるんだぜ。
最後に「はい/いいえ」の選択肢がすべて「Yes!Yes!Yes!/だが断る」になっているのがどうも鼻につく。いちいち鬱陶しいというか、どうにも好きになれない。
ただのジョジョ好きなだけの人が考えた、それこそジョジョ芸人でも見てるかのようだ。
ただのジョジョ好きなだけの人が考えた、それこそジョジョ芸人でも見てるかのようだ。
総評としてはゲームとしては中の下。売り方は糞。ジョジョが好きなら買っても損はしないだろうという具合。どうやら格ゲーとして売り出したのではなかったようなので、ジョジョで格ゲーがやりたいのなら3部のゲームの方をおすすめする。
最後に
サイバーコネクトツー
ホームページ
http://www.cc2.co.jp/accel/?p=132
こんなもの見てたらなんだか書いてるのが馬鹿らしくなってきたのでこの辺で。なけなしのお小遣いで買うんだよ!わかってんのか?
ジョジョの奇妙な冒険第7部 STEEL BALL RUNが面白いのでお勧め!
どうやらASBはもう投げ売りされてるみたいですね。ふーん。
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